omake−05
                                                  
++生きております++                  2006/05/07 sun.

奥穂高岳 標高3190メートルの山頂から 槍ヶ岳方面を望む
前回の更新から ちょうど一ヶ月
大阪は桜前線の真っ只中だったんだな…
一喜一憂することが 多かった一ヶ月でもある
工房の移転先も今だ見つからない中
生徒さん達に助けられて、教室の引越しをバタバタ、バタバタと終わらせたら
今春は諦めよう…と思っていたのに
やっぱり、諦めきれず、山に会いに行くことにしました
昨日の夜遅くに帰阪なり
どれほど素晴らしい時間を過ごしたかは
私の拙い文章よりも 写真を見ていただく方が一目瞭然!!
今年は10年に一度の大雪だったそうな
雪崩に会わず無事に帰ってこれて正直ホッ です
が、しかーし
雲ひとつ無い天候に恵まれたのは 本当にラッキーだったけれど
天気が良すぎて、逆パンダの出来上がり
この年齢で日焼けだなんて…
今日、わざわざ雨の降る中、近所のドラッグストアに行きましたよ。 見本品の高濃度ビタミンCを塗らせてもらいにね! 一回きりじゃ 焼け石に水だって?はい、トホホです
上高地から6時間の距離
漸く目的地の涸沢カールが見
えてきた
でも、ここから山小屋までが
結構遠いのよ

涸沢カールには
涸沢ヒュッテと涸沢小屋がある

今回は涸沢小屋にお世話になりました
ソフトクリームが美味


涸沢のテント場
いくつもの雪崩の後が見える

ヘリが飛んできたので
すわ、事故か?
と 一瞬緊張したが
山小屋で使う物資の荷揚げだ
った

ふぅ〜
雪崩は、暖かい昼間に起こると
は限らない
山小屋で一晩寝た後
朝起きたら、カールの、ど真ん
中に雪崩の跡が…
おーこわ
雪崩の右横の点てんは
奥穂を目差している登山者
山小屋の前には長野県警の山岳救助隊の人がいて
ピッケルやアイゼン等の装備のチェックを受けて、いざ出発

雪の状態が安定している午前中に全ての行程を済ませるのが基本のき
足場が弛んで登り難いのもある
雪崩の発生率が高くなる為
白出のコルから
他の人が登っている様子を眺め
て ルートをチェック

う〜ん
落ちたら終わりやな…

一歩一歩確実に歩を進めるよ
うに!と自分に言い聞かす
でも、実際に登ったら
この写真に写っているポイントは
序の口なのであった…

いきなり写真は
奥穂高岳 山頂なり

だって、あなた
途中でカメラを出す余裕なんて ありまっかいな!
涸沢岳中腹より、登ってきた奥
穂高岳を眺める

滑落もせず、無事に行程を終
えたことを噛み締める瞬間だ

矢印が示しているのは
数珠つなぎ状態の登山者

上りと下りのルートが分けられて
おらず同じトレースを踏む

それだけ、そこ以外を歩くのは
危険ということ。
すれ違うのは命がけで
時間を要す

赤い屋根は白出のコルに立
つ、穂高岳山荘
上高地の河童橋から…
前穂、奥穂、西穂高岳が見え
る。何度も訪れてはいるが
これ程 くっきり見えるのは初め

下山すると 人、ひと、人
ゴールデンウイークだから
当たり前だけれど、観光客でご
った返していた
あまりのギャップに愕然
かくいう私も御上りさんどす



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