omake−04
                                                  
++桜の宴++                       2006/04/09 sun.

工房のほん近くの柴島浄水場
この時期には 桜の通り抜けと称して一般市民に開放される
お昼間は じっくり お花を堪能しながら お弁当に舌鼓を打つ家族連れや
お年寄りの姿が目につくが
夜となれば、場所取りを命じられた新入社員の強張った面持ちに加え
名目だけの花見客が集まってくる
あちこちから煙が立ち上り、バーベキューの匂いが鼻を刺激する
そんな光景が毎年、繰り返され
それを毎年のようにあきれ半分、一年に一回くらいええかっと諦め半分で通りすぎる

今年も、そんな感じで春を見送るのかな…と思っていたけれど
4月8日、奈良は天益寺での夜桜コンサートに出演させていただくことになり
まさに満開の桜と月明かりの下、音楽を奏でることが出来て
ほんに幸せ〜なひと時だった
その夜は そのまま奈良の知人宅に投宿
今日は山菜を摘みに出掛けたりと、まさに 私の2大好物「山と音楽」を満喫
これでもか…という位の歓待を受け お腹も心も満腹になり
またまた大阪脱出したい病を再発した次第であります
大宇陀の天益寺は、1999年放火により本堂を消失
再建の為の資金の足しになれば…と地元の人達の協力の元 チャリティコンサートが続けられている 村という小さな単位に住んでいると うっとしい事も沢山あるに違いないが
大阪の都会では希薄になっている「横のつながり」の大切さを実感


今回は大御所お二人に助けていただきました おおきにです
向かって左、ラップスチールギターの長田たこやき氏と 右端、フィドルの平地さん
当日は 風もきつく晴天にも関わらず黄砂の影響で終日霞んでいたけれど
夜になって徐々にクリアに。。。 歌いながら空を見上げれば そこにはお月さんが顔を見せてくれてました。贅沢すぎるシチュエーションです

ちょうどステージになっている所が本堂が建っていた場所で、現在ようやく基礎まで出来上がっているのが写真で分かっていただけると思います。消防法で 昔ながらの石積みの基礎が許可されず 残念ながらコンクリートの基礎になっています。なんでもかんでも一くくりにして規制しようとする日本のやり方は相変わらずです。薬師寺を再建する際 西岡棟梁が仕方なくコンクリートの基礎にしたという話を思い出します。
桧ならば1000年以上持ちこたえられるというのにです…至極残念
現在では最早、良質の桧は存在しないと言われるが、それでも300年や400年は余裕で その役割を果たしてくれる筈である。対地震は どうなるのか?柱を固定しないから
揺れても吸収してくれるのだ
話が どんどんずれて行きそうなので、この辺にしておこう…

++お元気で何より++                  2006/04/03 mon.

頭ん中の もやもやが一つ
青空に吸い込まれるように サーッと消えた
長年抱えてきたのが まるで嘘のようだ

えいやっ!と 踏ん切りをつけることが出来たのは
ここぞとばかりに咲き出した、艶やかな桜の花のお陰だ
枯葉散る秋ならば こうは行かなかっただろう

うん、春やわぁ…

満ち満ちた万物のエネルギーを心地良いと感じることが出来るのも
あちこちガタは来ているものの 私が健康体であるからこそ。とても有り難い。
もし重い病に罹っていたなら 溢れんばかりのパワーを前にして
自分の命の果敢なさを思い知らされ、打ちのめされてしまうことだろう

そんなこんなで
一つ風穴が開いた勢いで
長年、不義理をしていた方のところへ これ又 エイヤッ!と訪問することにもした
気持ちが軽くなると 腰も軽くなるようです ハイ

というのも 配達に来てくださった材木屋さんが 私んとこの後
「トムテ」に配達に行くってことだったので便乗させていただいた次第なり
女性で 同じく木工に携っている方にお会いすると
やっぱり、とても嬉しー
すぐにお暇するはずが 長居してしまいましたっ
突然訪問 ごめんなさい…

木の工房トムテhttp://www.hcn.zaq.ne.jp/tomute/

横山 いほ子さん

以前 私が教えていた木工教
室に通われていました
現在、箕面市にて工房を開い
ておられます by携帯カメラ



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